【アメリカ生活】Japan visit web利用時について
わたしは2月末、羽田空港着の便で日本に帰国した際にJapan visit webを利用しました。日本に引っ越しの荷物を送っていたので、Japan visit webの税関申告で別送品があると登録して帰国しました。
日本人らしい人はほぼ見当たらず、観光客らしい人がほとんどでした。時期的に東京マラソンがあったからかもしれません。アメリカの空港のチェックインパネルにJapan visit webの事前登録についての説明があったので、大体のひとはJapan visit webの事前登録を済ませた状態で渡航したと思います。
アメリカの空港のチェックインカウンターでワクチン接種証明書の提出を求められます。お家に忘れないよう気を付けてくださいね。
【Japan visit web】日本入国手続きの簡単な流れ
まずは日本に入国した後の流れについて簡単に説明します。飛行機から降りて外に出るまでに必要な手続きは3つ、それぞれ順番に通って出口に向かいます。順路は分かりやすく日本語と英語で記されているので迷うことはありません。
- 入国審査
- 預け荷物の受け取り
- 税関申告
Japan visit webで事前登録した場合、上記の1と3をショートカットできます。もともとどちらも長い行列が出来てしまうほど待ち時間の多い行程ですから、時間が短縮できるようになってとても嬉しいです。
日本⇔アメリカ間のような長距離となると飛行機の到着に遅れが発生することもしばしば。日本到着後、スムーズに動く為にも事前に登録しておくことをオススメします。
【Japan visit web】日本入国前に準備すること
日本に入国する前にJapan visit webの登録は済ませておきましょう。なぜなら登録の手順が多く、パスポート番号の入力など大事な内容の記入があるからです。わたしは自宅で登録しましたが確認などに手間取って30分ほど掛かりました。
Japan visit webの登録方法についてはこちらの記事で詳しく画像付きで解説しています。この記事と合わせて参考にしてくださいね。
【Japan visit web】入国審査は登録必須
入国審査までの道
飛行機から降りて順路を進むと、いくつもの「この先に入国審査があります」と書かれた看板が立っていました。Japan visit webのQRコード付きの案内が出ていて、看板の前でスマホを操作している人も多かったです。約5メートル毎に日本人のスタッフが立ち、「この先に入国審査があるのでJapan visit webの画面を表示してお進みください」と日本語でアナウンスしていました。
何人かのスタッフが利用客に対して英語で対応している姿も見ました。基本的に英語が出来る方がスタンバイされているのだと思います。
まさかの0秒で通過!ラクラク入国審査
動く歩道を使って約10分ほど経つと、「Japan visit webの事前登録をされた方はこちら」との看板があり、登録の有無で道が別れていました。看板のそばにはスタッフが立っていて一応目視で確認されていましたが、画面に映っている色だけで判断しているようでスタスタと歩いたまま入国審査を通ることができました。
わたしは空港のWi-Fiに上手く接続できなかったのでスクリーンショットを見せましたが、止められることは無くスムーズに通ることができました。入国審査、まさかの0秒!
半年前にJapan visit webの前身、My SOSを利用した時は確認作業の為に長く並んだのを覚えています。コロナ対策緩和・利用客増加に合わせて改善されていることを実感しました。
空港での直前の登録は控えた方が◎
Japan visit webでの事前登録をしていなかった道を見ると行列が出来ていました。わたしが羽田空港に降りた時は空港内のWi-Fiが弱かったので、日本に着いてからJapan visit webの登録をしようとした人たちは困っていたと思います。
わたしが日本に到着した時、わたしの乗っていた便以外は誰も入国審査を利用していませんでした。しかし、コロナ対策の緩和に伴い今後もっと利用客は増えていくでしょう。ずらーっと長く並んだ列を見ながら、Japan visit webでの入国審査の事前登録の必要性を強く感じました。
【Japan visit web】税関申告での必要性は疑問
事前登録の意味が無かった
その後の税関申告について結論から言うと、わたしは事前登録の必要はありませんでした。
別送品など税関に届ける事柄が無い場合は出口にまっすぐ向かい、パスポートとJapan visit webで事前に取得したQRコードを提示するだけで入国が完了します。税関での申告が必要無いのであれば、Japan visit webで事前登録することは大幅な時間の節約に繋がると思います。
じゃあなぜわたしが事前登録の必要性を感じなかったかというと…別送品がある場合はどうするのか税関周りのスタッフに聞いても誰も分からず、結局税関カウンターで紙の申告書を書かされることになったからです。
システムに現場が追いついていない?
Japan visit webで事前登録したのでQRコードを持っていますと伝えましたが、「使い方が分からないので紙で書いてください」と言われました(笑)結局、税関では20分ほどかかりました。税関ではあたふたしているスタッフをちらほら見かけたので、現場ではまだまだ税関申告の電子化が浸透していないのでしょう。何かしらで税関での申告が必要な方は、わざわざJapan visit webで登録する必要は無いかもしれません。
もし本帰国などの理由で税関申告の必要がある場合は、機内で配られる紙の申告書を提出した方が早いと思います。
【Japan visit web】は入国審査だけでもするべき
実際の体験を通して色々と書きましたが、わたしはJapan visit webを利用して入国手続きを事前に済ませておいて良かったと思います。入国手続きはここまでスムーズに出来るものなんだと驚きました。税関での対応について課題は残るものの、税関で申告する事柄が無い方は待ち時間ゼロで入国手続きをすべて完了できると思います。
Japan visit webはまだまだ始まったばかり。今後よりスピード感のある入国手続きが出来ると期待しています。
今後日本への渡航を考えている方の参考になれば嬉しいです!